2020/12/6

鳥インフルエンザ

こんにちわ!
いいお天気です。
大阪は外出自粛という状況になってしまいましたが
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ワタシも今週有馬温泉に行く予定をキャンセルし( ノД`)シクシク…
大人しくしておきます・・・。
 
ところで、ちょっとお話させてください(/ω\)
このところ「鳥インフルエンザ」の話題、
ニュースでよく耳にしませんか?
この言葉を聞くと胸がギューっとします。
 
高病原性として感染力の強いウイルスで、
養鶏場では恐れられている病気です。
 
香川、宮崎で相次いで発生し、今朝は奈良でも。
その都度何万何十万の鶏たちが
殺されて(処分という表現は使いたくないです)います。
 
ニュースの際に映し出される養鶏場の建物、
あの中に何十万も鶏が入っていたとは思えない大きさのもので
恐ろしく詰め込まれていたことが伺えます。
また、必ずと言っていいほど発生の際に聞くのは
「いつもより多く鶏が死んでいた」という養鶏場の人の言葉です。
 
・・・ということは毎日何羽かが死んでいるのを発見するのは
当たり前のことなんですね?
きっと前日には体調が悪いとわかりそうなものなのに
そういった体調チェックはしていない、もしくは悪そうでもそのまま放置しているのかと
思われても仕方ないと考えます。
 
この事態、さらっとニュースで流れるくらいですが、
とても恐ろしいことを人間が行っていると思いませんか?
劣悪な環境で卵を産ませられるだけ産ませ(産卵も命がけのことです)、
身体のメンテナンスなどお構いなしで
何かあればすぐ殺す。
それもおびただしい数の命を。
ひどい環境に押し込まれていれば、心身の健康など
とんでもないでしょうから免疫力なんて無く、
鳥インフルに限らず簡単に病気になることは明らかな話です。
健康な鶏なら感染しにくいはずです。
悪循環なのです。
 
もちろんすべての養鶏場がこうではないと思いたいですし、
平飼いという鶏の習性に合った環境を用意し、
鶏が真の健やかさを味わいながら、その中で産んでくれた
卵を頂戴するという養鶏場も現れてきています。
 
キュイではそういった真の意味での健康な卵を使用しています。
海外では平飼い卵の方がシェアが大きいようです。
さすがアニマルウェルフェアが進んでいますね(´艸`*)
 
「狭いケージで苦しんでいる鶏さんの卵はいらない、平飼い卵しか購入しない。
だから採卵鶏は全部平飼いにして!」という願いを込めて。
劣悪な環境下に置かれている鶏たちが1日でも早く、
1羽でも少なくなりますように。
 
平飼いの元気に動き回る自由な鶏と、ケージに押し込まれ、卵を産ませるために
食べたくもない合成飼料を与えられる鶏の、どちらの卵を選びたいですか?
平飼いの卵がもっともっと消費者から支持されることで、状況は変わります。
皆さまも良かったらご自分の口に入るもの、利用するものの
そのルーツと真実を調べてみて下さい。
卵だけではありません。
お肉、牛乳、毛皮など、動物からいただくもの全てにおいて
ワタシ達は知らないことが多すぎます。
 
でも、知れば知るほど目を背けたい事実もあります。
「知らなければよかった」と思うこともあります。
そういった心が苦しくなること、無力感に襲われることは数々ありますが、
知らなければいけないと思っています。
 
それら真実を踏まえたうえで、自分は何を選択するか。
それが大切だと思います。
知って選ぶことと、知らずに選ぶことは雲泥の差です。
 
さらに先日のアキタフーズの献金事件にも大変憤りました。
このような大きな業者が平気でアニマルウェルフェアを
無視しているということがよくわかりました。
本当に残念です。
 
かなり自分の思想を述べてしまいました。
不快に思われる方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。
それでもこれからの未来、人間の欲のために
その命の存在を無視されるような扱いを受ける生き物たちが
地球上からいなくなることを願っています。
人間含め、すべての生き物はその習性を発揮し、
その生き物らしく生きていけることが当たりまえの形だと
思いませんか?
人間だけが地球上の生き物ではないのです。

 
 「わたしたちは生きています!ちゃんと感情もあるし痛みも感じるんだよ!」